悪夢がチラつく・・・・
2009年 08月 20日
先日、来店されたお客さんに、
「店長のブログを見たんだけれどNOSって何なの?」って質問されまして、
よくよく考えると、NOSの説明をしていなかった気が・・・・。
で、遅らせばながらご説明します。
(ウィキから抜粋)↓
ナイトラス・オキサイド・システム (NOS) とは、ナイトラス・オキサイド(亜酸化窒素(笑気ガス/N2O))と呼ばれるガスをエンジン内部に噴射するシステムのこと。ナイトラス・オキサイド・システム(NOS)という名称自体はHolley Performance社の子会社であるNOS社の登録商標であるが、以下で説明する方式は一般的な亜酸化窒素噴射方式とも共通性がある。元々は第二次大戦中にドイツ空軍の航空機用に開発されたシステムで、エンジン冷却と高い高度を飛んでも出力が低下しないようにするために用いられていた。
亜酸化窒素はその英訳であるnitrous oxideよりナイトロもしくはニトロと略称されることがあるが、名称が似ているニトログリセリンとは同じ窒素化合物ではあるが化学的特性は全く異なり、爆発性はなく安定した物質である。
このシステムはシリンダー内におけるガソリンの燃焼促進を狙ったもので、大気中の空気の1.5倍もの酸素を含んだ亜酸化窒素を、約300度まで加熱し、窒素と酸素に分離させる事で分離前の1.5倍の体積となり、通常時と比べ約2.25倍もの空気をシリンダーへ送り込むことで、より強い燃焼効果を得るという原理のシステムである。圧縮した空気を送り込むという意味では、スーパーチャージャーやターボチャージャーと類似したシステムである。
また、高圧液化されたナイトラス・オキサイドが気化する際には、約-60度で周囲の熱を奪うため、高い冷却効果もあり、また、この冷却効果で温度が下がることにより空気の圧縮率も約1.1倍程度向上する
理論的には、通常時のエンジンの排気量に対して約247.5%の出力が得られる計算になるが、実際には吸気を補うものであり、吸気の全てを置き換えるものではないので約150%程度の出力となると言われている。
基本システムは3種類の方式に分類される。
ドライショット:N2Oガスのみを吸気管に噴射する方式。ガスのみを噴射するので、パワーアップの上限が低い(燃料が足りなくなるため)。
ウエットショット:N2Oガスと同時に燃料も噴射する方式。N2O・燃料それぞれの噴射量を調整して、理想的なA/F(空燃比)を実現できる。一番メジャーな方式である。
ダイレクトポート(ショット):システムはウエットショットと同様であるが、各シリンダー毎に噴射口を設ける方式。単純に噴射量を多く取れる上、シリンダー毎に同一量噴射出来るので、燃焼状態を均一に出来るというメリットもある。パワーの上限が非常に高いうえ、エンジンコンディションを管理し易いので、競技用途では100%この方式が採用されている。
「要は、単純な構造で簡単に
パワーアップが出来るセコいKIT
とでも言いましょうか?」
まぁ、セコいと言っても、ちゃんとしたセッティングをしないと本来の威力を発揮しないどころか、エンジン自体を壊してしまう可能性もあるので実際簡単ではないんですけどね。
ちなみに、今回僕のカブに取り付ける方式はウェットショット。
エンジンとキャブレターの間にあるマニーホールドを加工してノズルを打ち込み、
そこにNOSガスとガソリンを同時に噴射するんです。
と、まぁ、長い文章をダラダラと書いても分かりにくいと思いますので、
動画で見てもらうと一番納得してもらえると思いますので、コチラをどうぞ↓
とまぁ、こんな感じで、ボタンをプシュっと押しただけで激烈な加速をしていたでしょ?
まぁ、これは500ccのスクーターの場合なので、僕のカブとは全然違うんですけど、
僕が感じたいのは、「このバイクで
この加速はありえないだろ!」
という常識とのギャップ。
そこに、加速に絶えれず風防が割れるんじゃないか?(風防付いてないですけど・・・)ぐらいの加速があれば嬉しいんだけど・・・。
とまぁ、そんな感じに仕上がるのを夢見ているわけですが、
夢と言えば、逆の夢もありまして、
これは僕的に「悪夢」というものでありまして、
「コレだけは絶対にイヤ!」
これまた動画でどうぞ↓
もうね、こんな風になろうものなら、ちょっとした町の噂になりかねやしない!
まぁ、ネタ的にはOKだとは思うのですが・・・。
もしかして、怒涛の加速よりもコチラの方を期待している人の方が多かったりして・・・。
これでNOSってものを少しでも理解していただければ嬉しいです。
それと、コチラはNOSの加速なみに上がってくれればいいなぁ~♪(応援よろしくお願いします!)
コチラをプチッと押していただければ嬉しいです
NOS何時入ってくるのかな~
それでは。